かわいい子たちのテレビや舞台、お仕事の感想を中心に。
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< あけましてなどと | main | バリバリBUDDY! >>
聯合艦隊司令長官 山本五十六
 ほんとに暇がなくて、一月は身動きとれなかったんですが、先日、ようやっと観てきました、「山本五十六」。
 もう新宿バルトでは朝9:00の回の一回しかやってなかった…。
 久々に映画1,800円出して観た。

 最初チケット買って座席を選んだときは、これ貸切状態かなと思ったけど、始まる直前までには、ちらほら人は入ってきてました。

 面白かったです。最後まで見応えありました。
「面白かった」なんて、この映画に不適切な表現に感じられるかも知れないけど、私は内容の方向性にかかわらず、いいと思った映画に対する褒め言葉は「面白かった」だと思ってるので…。

 サブタイトルの、70年目の真実だかなんだか、あれはなくていいよなー、と最初から思ってて、観終わってからやはり「ない方がよかったなー」と思いましたが…。

 とにかく、今更感たっぷりなので、なるべくさらりと感想を書いておきたいと思います。
 半藤一利も山本五十六も私はよく知らないし、三船の五十六を観たこともないため、この映画を観て思ったことしか書けないわけですけど…。

 山本五十六がたいへんな英雄…というよりは、君子だった。
 誰よりも開戦に反対していたのが、実は指揮官の山本だったのだ、というあたりが、サブタイトルにある「真実」ってことなんだろうから、山本の高い先見性と徳が、全編にわたって描かれているのはもう仕方ないんだけど。

 ただ、山本本人と彼と仲のよい人物、彼が目をかける人物は皆どこまでもカッコよく、徹底的に人格者に見えることに対して、山本と反目する人物の描き方の狭小ぶりがちょっと極端すぎるように私には見えたので、そのへんはあんまり好きじゃなかった。

 しかし「山本長官も人間だから、こういうダメなところもあったんだよー」とか、「この作戦はよかったけど、こっちの作戦のここはちょっとまずかったよね」とかいう部分をまともに(詳細に)描き出したら、どのみちこの手の映画は作れないわけで、誰かを主人公に据える以上は、ぐだぐだ云ってもしょうがないかな、とも思う。
 それに役所広司が演じる主人公が、こういう感じになるのはもはや、しょうがない(役所広司好きです)。
 だからせめて、南雲とか…特に、記者宗像の人物像は、もすこし、こう…まっとうな感じが欲しかった…とか、個人的には思ってしまったわけです。

 で。
 五十嵐隼士演じる牧野は、山本と同郷の青年で、零戦パイロット。
 五十嵐がいい、という評判は度々目にしていたんだけど、ほんとによかった。

 若い子たちの場面はずっとよかった。佐伯が帰ってこなくて、牧野と有馬で、ずっと甲板で待ってるとこ。
「帰ってこないな…」って。
 切なかった。
 有馬の最期。牧野に微笑んで、そのあと泣きそうな顔になって、まっすぐ敵艦に突っ込んでった。
 牧野の最期。もうだめだ、と思った瞬間に口にした「お母さん」。

 この映画の中では、戦争ってなあ…といちばん苦々しく思わせてくれたのが、この三人の場面だったと私は思いました。

 観てていちばん怖かったのは、実は映画の内容そんなに関係なくて、「しかしともかく終戦したと思っても、そのあと、東京裁判なんだよな…」とちょっと考えたときでした。
 泣いちゃうよ。泣いちゃうどころの話じゃないけど。

 私なんて、五十嵐隼士目当てに観に行ったいわゆるミーハー客で…。
 なんでいろいろ語る資格は最初からないんです…わかってるんです。

 かっこよかったよ!
 おかげさまで、こんな大作映画でこんないい役を…という感動のあまり、いっしゅん、
「この人半年前に同じスクリーン上でイザベラだったんだよな…」
 とか、鑑賞中によぎってしまったりもしましたけれども。
 
 おしまいにひとつふたつ。
 椎名桔平と阿部寛がずるいくらいかっこよかった(笑)。
 おいら、しいなきっぺいに弱いんだ…。

 あと、柳がどこにいたのか、わからなかった…。
スポンサーサイト