かわいい子たちのテレビや舞台、お仕事の感想を中心に。
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Endless SHOCK
 帝国劇場の話から始めたいと思います。

 SHOCKは今年で七年目だそうな。
 七年ということになると、毎回平均二回は観に行っているので、単純計算で十六万八千円もの金を払っていることになり、パンフレットやステージ写真を買ったりすると、すぐ四、五千円にはなるので、ざっくり計算すれば私はSHOCKのために累計で大体二十数万円使ってきたことになります。

 いつだったか、私のななめ後ろに座っていた客が「私今回だけで四十万使っちゃったわー」と軽い感じで人に話しているのを聞いたことがあったので、あら私ったら、案外少ないじゃない、というのが正直な感想ではあるけれども!

 とはいえ、この話を他人事のように考えると、「そんなにこの舞台が、好きなのか」という話になって、私は、「SHOCK大好き!」と云っている人を実際、自分の周囲には見たことがなくて、自分でもそう問われたら「いや、別にSHOCKが好きなわけじゃない」ときっぱりと答えると思う。
 ではなにを観に行っているかと云えば、もちろん、「光一さんの」舞台を観に行っているのですけれど。

 ていうかね、三年前までのはともかく、「Endless SHOCK」あたし結構、好きかも知れない。と内心ちょっと、思ってた。
 その理由は、何より「Why don't you dance with me?」が、あたし相当、好きみたいだから。光一の作った曲でいちばん好きかも。
 あれと「In the Cemetery」が聴きたいがために観る、というのも、動機としてはありかな、と考えたりしています。
 階段落ちのあとの、一幕の引きも好き。

 今年は計三回観ました。
 ナンバーツーがツバサからトウマに代わって、事前にあちこちから感想を聞かされてはいたのですが、実際観たら予想をはるかに超えて、本当に違う舞台みたいになっていました。
 私、翼が演じたツバサ役、嫌いじゃない。つーか好き。翼が好きだし。あのキャラ、だいぶ面白いと思うし。亮ちゃんは、観た事実をこないだすっかり忘れててものすごい申し訳なかったけど、ちゃんと思い出したよ! 亮ちゃんは、痛ましくて、かわいそうだったんだよね。
 とにかく、ツバサはあれで、ああいうキャラで、味わい深い人ではあったと思うんだ。

 それにしたって、斗真は凄かった。
 あの荒唐無稽な物語において、キャラクターに人格があった。その人格に矛盾がなかった。
 おかげで物語自体がものすごい咀嚼のされ方だった。トウマの人格に矛盾がないだけに、コウイチやほかの人たちの無茶ぶりが浮き彫りになる結果となり、「そりゃないよ!」とか「なるほどね!」とか「そうだよね、そりゃそうだよね」とか、何度も心の中で声を上げました。昨年までのSHOCKではあり得ない感想でした。
 そして、トウマがかわいそうで、泣けた。
 私は一回目は、とにかくなるべく斗真を見ていたから、表情やしぐさがすべて、セリフや場面のみならず、歌詞にまで呼応してまっとうにお芝居しているのがとにかく、びっくりでした。

「ぎりぎりでやってるって感じだな」って云われるとこ、ものすごい「ぎりぎり」って表情してたよ!

 あの告白の場面で、頬に涙のあとがきらきらと伝っているのを見たらもう、たまりませんでした。
 とにかく、斗真のお芝居はともかく、歌とダンスを見られるのがとにかく嬉しかったし、かっこよかった、かわいかった。
 ジャパネスクの斗真はいかにもな「敵役」という悪そうな風貌がもんのすごいかっこいいんですが、コウイチが階段を上がってくるところの、待ち受けるトウマがとにかく悪くて、男前で、泣ける…。

 光ちゃんは一か所すごい好きなところがあって、ハムレットの父が仮面をとるところの、
「だが、お前が殺したはずの俺は、生きている」
 というせりふを云う声のトーン。抑え目で、本来の光一の発声ぽくてとてもよかった。
 光ちゃんは自然なせりふを自然に喋れない人なのですが、ここはちょっと驚くほど自然な感じがして、好きです。
「誓え、復讐を」と「思い起こすがいい!」はいつもの光一だった。
「絶望して死ね!」「おのれの犯した罪の重さに震えながら死ね!」 こんな面白いせりふがあるだろうか。と光一が叫ぶのを聞くといつも思う。
 ちなみに多分光一さん「思い起こすぎゃいい!」「死にぇ!」と云ってます。

 棺が開く瞬間のアキヤマの絶叫がなかったのが、残念といえば残念…、いやあれ今年はあったら台無しだと思うんだけど。けどDVDではかなりの見どころポイントなので、やっぱ残念なような気がします。

 コウイチは、云ってることが理解できるときとわけがわからなくなるときの差が激しいキャラクターです。基本は、「わからない」寄り。
 トウマが舞台に出られなかったとキレる場面でも、あれは座長としてトウマへの一喝を要求される場面なのに、いきなり総論に飛躍して論点がずれていくのがわからない。「いい機会だから云っておく」って、結果的に全然いい機会じゃなかったよ! アキヤマの「オフに戻る」っていうのを「後ろを振り返るつもりか?」っていうのも、「そういう意味じゃないだろ! わかれよ!」とふつうに突っ込みたくなるし。
 オンでもオフでも関係ない、って、云ったの自分じゃんか。めちゃめちゃ見失っとる。
 と、他人から見られてもしょうがない言動です。
 人間の成長する速度には個人差があるのだから、立ち止まって迷っている人間をあまり追い詰めるような真似を集団の上に立つ人がやってはいけない。
 コウイチが一座のスターでカリスマだとしても、少なくともリーダーとしての自覚と素質が皆無だったところが事件の原因なような。
 その挙句、死んでしまった…。一体なんて物語なの、本当に。

 あとやっぱり太鼓の場面はちょっと長いような。梯子はいらないような。
 直さんが今年は、龍の子太郎じゃなかった!

 さいしょ、正面左手一列目(冒頭にアキヤマが登場する辺り)で観ていたのですが、最初のフライングは光一の靴が頭を掠めるかと思うほど近かったので思わず「おうっ」みたいな反応をして思い切り避けてしまいました。
 あたしが光一だったら笑う。おかしかった。いっそ蹴られてみたらよかった。

 再演、するなら是非トウマで観たい。というかトウマでなきゃいやだ、とちょっと思っています。
 そしてリカも、松本まりかで観たい。「Cat in the〜」のときはあのアニメ声は苦手だな、とちょっと思っていたのですが、リカ役は良かったと思う。
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